2017年02月27日

十七試艦上戦闘機 A7M1 試製烈風

十七試艦上戦闘機 A7M1 試製烈風



新鋭高性能戦闘機として、敵戦闘機を 圧倒する性能を期待し完成
したが、すぐに終戦を迎えてしまう。発動機の質的低下とテストの遅延のため、
終戦までに8機が完成したのみであった。
この機体は高速・重武装でしかも零戦なみの運動性能が求められていたが期待外れに終わった。
コードネーム Sam
中島「誉」22型 空冷星型複列 18気筒×1 2,000hp 最大速度 574km/h









  


Posted by H.I.S at 20:21日本 戦闘機

2017年02月18日

A6M8 零式艦上戦闘機五四型(六四型)

A6M8 零式艦上戦闘機五四型(六四型)

A6M8 零式艦上戦闘機五四型(六四型)


試作機2機のみのA6M8は幻の零戦・最後の零戦と呼ばれています。
エンジンは金星六二型(離昇1560hp)
格闘戦性能、速度、高々度性能は最高のものになりました。が、すでに遅し。という感がありありでした。
あーもったいない。もう少し早く世に出て戦闘に参加していれば名機となっていたでしょう。
実戦に一度も出ることなく終わりました。
全幅 11.0m 全長 9.237m 全高 3.57m
発動機 金星六二型(離昇1,560hp)
最高速度 572.3km/h(高度6,000m) 上昇力 6,000mまで6分50秒  実用上昇限度 11,200m
航続距離 2620km
武装 九九式二号20mm機銃2、三式13.2mm機銃2挺
爆装 250kg爆弾1発、500kg爆弾1発、30kg小型ロケット弾4発


A6M8 零式艦上戦闘機(六四型)



A6M8 零式艦上戦闘機








  


Posted by H.I.S at 00:19日本 戦闘機

2017年02月12日

A6M6 零式艦上戦闘機五三型

A6M6 零式艦上戦闘機五三型

A6M6 零式艦上戦闘機五三型


A6M6-c五三型は、五二丙の次の改良型です。エンジンは自動防漏式燃料タンクを施し、
水メタノール噴射式の栄三一型に換装した。
指定した性能向上が見込めなかったことから量産化は中止され、
そして六二型、五四型丙/六四型へ開発生産が移行された。
発動機/栄三一型 離昇出力/1,300馬力 上昇力/8000m/9分53秒
最高速度/540km/h 巡航速度/---km/h 航続距離/2,190km




A6M6 零式艦上戦闘機 五三型




  


Posted by H.I.S at 12:43日本 戦闘機

2017年02月07日

A6M5 零式艦上戦闘機五二型

A6M5 零式艦上戦闘機五二型
A6M5 零式艦上戦闘機五二型


A6M5 零式艦上戦闘機五二型丙型

A6M5 零式艦上戦闘機五二型丙型



本機五二型以降はエンジン排気による空気の整流・推力増強を狙い排気管を分割して機首部の外形に沿って配置する推力式単排気管が大きな特徴となっている。 零戦の形式を見分ける時のポイントの一つである。
評判はあまり良くないと言われてますが零戦をそのまま使って進化させようと思ったら52型の方向性は必然的である。という意見もあります。
九六式一号艦上戦闘機から零式二一式に乗り換えた当時のパイロット達は一様に零戦二一式を乗りずらい、取り回しが困難と評したようです。それと同様の話ではないでしょうか。そして敵国戦闘機からの戦法、重装備の攻撃力からの対抗として五二型に発展していったのでしょう。F6Fと互角に戦っています。横転性能においても、二一型は劣り、五二型は改善されているのです。





零式艦上戦闘機52型


A6M5 零式艦上戦闘機五二型丙型

A6M5 零式艦上戦闘機五二型丙型





  


Posted by H.I.S at 02:20日本 戦闘機

2017年02月06日

J2M3 雷電二一型

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J2M3 雷電二一型

J2M3 雷電二一型


三菱製の海軍戦闘機です。全体的フォルムは愛嬌のあるずんごりむっくりな機体です。
しかしながら大型な大出力のエンジンを選定したため機首をしぼり込んだ紡錘型胴体の従来の日本機にはないデザインになったと言うほうが正解でしょうか。装備は7.7mm機銃から20mm機銃4挺を装備し武装を強化しました。最大速度:589km/h エンジン:三菱火星23型甲
離昇出力:1,820HP 武装:20mm 機銃×4 



J2M3 雷電二一型




  


Posted by H.I.S at 03:25日本 戦闘機

2017年02月05日

キ61-I甲 三式戦闘機一型甲 飛燕

キ61-I甲 三式戦闘機一型甲 飛燕

キ61-I甲 三式戦闘機一型甲『飛燕


陸軍に正式採用された、日本では珍しい液冷エンジンの搭載の戦闘機。このエンジンは精巧・高性能で知られたドイツのダイムラー・ベンツDB601エンジンのライセンス生産で、高性能が期待された。
正式名称は「三式戦闘機」、愛称は「飛燕」。ドイツのBf109に似ていることから「和製メッサー」と呼ばれることもあった。
日本軍にとって不慣れな液冷エンジンは、実戦投入を余りに急いだために初期不良を解消しきれないままの戦線投入で惨憺たる有様であった。その後もエンジン故障、生産停滞などに苦しみ、後期型は空冷エンジンに換装され、終戦まで陸軍航空隊の一翼を担い奮戦した。
急降下性能が非常に優れていた為、速度計の850kmを振り切っていた。うわさのレベルでは音速を超えたと言われている。




  


Posted by H.I.S at 03:17日本 戦闘機

2017年02月04日

キ44 二式戦闘機『鍾馗』

キ44 二式戦闘機『鍾馗』

キ44 二式戦闘機『鍾馗』


陸軍の戦闘機 エンジンは爆撃機用のエンジンのハ41を単発採用し、ハイパワーを生かした一撃離脱の高速型戦闘機を目指した。よって、速力、上昇力、に優れた重戦闘機となった。ただし機銃装備は12.7mm機銃と弱く、20mm機銃が装備されていたなら、もっと違った重戦闘機になって居たかも知れない。結果的には取り回しと扱いやすい炸裂弾の12,7mmが正解となった。燃料の搭載量が少なく航続距離も短かった。



キ44 二式戦闘機『鍾馗』






  


Posted by H.I.S at 00:23日本 戦闘機

2017年02月02日

N1K1-Ja 紫電一一甲型

N1K1-Ja 紫電一一甲型
N1K1-Ja 紫電一一甲型


中島の新機種"誉"エンジンを搭載した局地戦闘機。水上戦闘機だった強風から受け継いだ自動空戦フラップは、大きな揚力を必要とする空戦時には下がり、反対の状態のときには上がるようになっていました。紫電は中翼単葉型式で主脚が非常に長く複雑な構造の二段式引き込み装置でした。紫電11型甲(N1K1-Ja)は昭和19年11月に制式採用されました。
エンジン:誉二一型 出力1,990hp、最大速度:583km/h高度約5,900m、武装:20mm機銃×4


N1K1-Ja 紫電一一甲型





  


Posted by H.I.S at 01:31日本 戦闘機

2017年02月01日

キ43 一式戦闘機『隼』

キ43 一式戦闘機『隼』

キ43 一式戦闘機『隼』


隼といえば加藤隼戦闘隊でしょうか。中島飛行機に開発を命じた単座戦闘機で、名称は「キ43」。陸軍の戦闘機です。最大速力が時速500キロ以上、高度5000メートルまでの上昇時間が5分以内、航続力は800キロ以上で格闘戦に優れている機体という条件が付いていた。990馬力の「ハ25」エンジンを搭載した試作1号機が完成したが、速力、上昇力は要求仕様を下回り、運動性良くなかった。陸軍もこの性能に納得いかず改良型試作機の製造は命じたが、制式採用には消極的だった。ところが、昭和15年に太平洋戦争の開戦高まると、航続距離が600キロ程度しかない九七式戦闘機しかなく、太平洋地域の戦闘には役に立たない。キ43は、増加タンクを装備すれば2000キロを超える航続性能が出来ることが実現していたので昭和16年4月、一式戦闘機として制式採用化された。




キ43一式戦闘機 隼




  


Posted by H.I.S at 02:20日本 戦闘機

2017年01月31日

A6M3 零式艦上戦闘機三二型

A6M3 零式艦上戦闘機三二型

A6M3 零式艦上戦闘機三二型



零戦シリーズにおける機動力は本機において完成したといえる。
本機は零戦の中ではもっとも見分けがしやすい翼端形状(角張っている)をしている。
そのためそれを理解していれば他の零戦や同じA6M3である零式艦上戦闘機二二型と間違うことはない。
アメリカ側からは、本型は翼端の形状が異なるため零戦とは別の機種と認識されていて、Hampというコードネームが与えられ。1943年6月付けの米海軍日本軍機識では「南太平洋戦域において最も警戒の必要な戦闘機のひとつ」と32型を高く評価し、恐れられていた。



 零式艦上戦闘機三二型



  


Posted by H.I.S at 02:47日本 戦闘機